晃誠くんのモックアップページを囲んで和やかなひととき。 左から内田さん(アルパンビーチタワー)、岩佐さん(メイク ア ウィッシュ ジャパン仙台支部)、母 美佐子(みさこ)さん、父 清明(きよあき)さん、妹 咲喜(さき)さん、ジョバイナさん(メイク ア ウィッシュ グアム)


今野 晃誠(こんの あきとも)くん
1981年8月9日生まれ
グアム滞在中は、体調も良く普段よりも早く起きることが多かったという晃誠くん。
「グアムに来て一番良かった事は?」の問いに、「やっぱり友達が沢山できたことだなぁ。あっ、それとイルカだ!」と嬉しそうに答えてくれました。
また、撮影の際、「あれ? フラッシュついた?」の問いにも、いち早く「ついてないよ〜!」と元気に答えてくれました。滞在中にまだ作成中だったこのページの画面を見ていただきながら、「表紙のイルカは今野くんの家族と同じ4頭にしました。晃誠くんが作詞作曲したWinter Dreamのページは、グアムなのでマリンスノーをイメージを入れるつもりです。」と伝えると、「わ〜すげ〜!」ととても嬉しそうに微笑んでいました。


今野 清明(こんの きよあき)さん
言葉少なに、いつも晃誠くんを気遣う優しいお父さん。日本では絶対にメディアに出る事のないお父さんが、今回の取材には快く応じてくれました。「本当に皆さんが良くしてくださったお陰で、とても楽しく過ごすことができました。今回の旅行は、晃誠が全部自分で決めてしたことだったので、とにかく晃誠が喜んでくれればそれで言うことないです。本人も本当に楽しかったようです。本当に皆さんのお陰です。ありがとうございました。」と、照れくさそうに答えてくれました。


今野 美佐子(こんの みさこ)さん
いつも明るく陽気なお母さんは、今野ファミリーのムードメーカー。ニコニコと笑みを絶やさず晃誠くんを見守る姿の陰に、真の強さを持った日本の母像を見ました。 「グアムに来て本当に良かったです。もう最高です。晃誠にもたくさんお友達ができて、メールアドレスを交換したり、今度ダニエルくんが仙台まで遊びに来てくれるみたいだし、あとイルカもあんなにたくさん観れたでしょう?! 何とお礼を言っていいのか分かりません。晃誠が自分で決めた事なので、思う存分楽しんでくれたので感無量です。本当にありがとうございました。」と笑顔で答えてくれました。


今野 咲喜(こんの さき)さん
いつも晃誠くんの側でお兄さんを手伝う心温まる光景を、関係者一同見つめてきました。その優しさと兄妹愛は、多くの人々を感動させました。また、とても可愛い咲喜さんに、男子高校生たちも注目。咲喜さんの写真を撮る高校生たちを多く見かけました。 「グアムに来て一番良かった事は?」の問いに、「私もやっぱり友達が沢山できたことかなぁ。本当にいろんな人に会えたし。またグアムに来たいです!」と明るく答えてくれました。ドルフィンウォッチングの船上では、「もうグアムに留学しちゃおうかな?!」と、茶目っ気たっぷりに話していました。


岩佐 美智子(いわさ みちこ)さん
メイク ア ウィッシュ オブ ジャパン仙台支部勤務。
日本から今野さんファミリーに同行し、陰日向から滞在中のすべてを統括した元気いっぱいの岩佐さん。今回の同行が初めてとは思えない行動力で、不可能を可能にしたボランティアです。
「晃誠くんは、メイク ア ウィッシュ オブ ジャパン仙台にて、10番目に夢が叶ったお子さんです。難病の子供を抱えるご家族は、とかく暗くなりがちで取材にもあまり応じないのですが、今野さんファミリーはとても前向きな姿勢で、心が打たれました。
ご一緒させていただいて本当に楽しかったです。2%の確率でしか見れないイルカがあんなに沢山見られたのはまさに奇跡です。メイク ア ウィッシュでは、こういった奇跡が良く起こると言われています。
みんなの思いがひとつの凄いパワーとなって不可能を可能にするんでしょうね。今野さんたちの嬉しそうな顔を見て、本当にボランティアをしていて良かったと思います。」と、嬉しそうに答えてくれました。


Jovyna Sarmiento(ジョバイナ サラメント)さん
メイク ア ウィッシュ ファンデーション グアム勤務。
気さくな笑顔と行動力で、2年間に渡り根回しを続け、晃誠くんのグアム滞在中の間もグアムサイドのボランティアの代表として走り回っていたジョバイナさん。
彼女の笑顔は、まさに南国グアムの暖かい心の象徴。
「世の中には晃誠くんのような子供たちがたくさんいます。どの夢もがとても純粋で、心が洗われる思いがします。メイク ア ウィッシュ ファンデーション グアムの80番目のウィッシュ(夢)である晃誠くんの願いをかなえようと、今回初めてメイク ア ウィッシュ オブ ジャパンと力を合わせました。こうしてボランティアをしていると数々の奇跡に遇います。イルカもまさにそのひとつです。グアムに、心臓移植をした6才の男の子がいます。ポケモンに会いに日本へ行きたいという彼の夢を叶えるべく、現在、下準備をしています。」
「今回の晃誠くんのグアム旅行をひとつの英単語でたとえるなら?」の問いには、
「Miracle(奇跡)」
と、答えてくれました。
ジョバイナさんは、晃誠くんらが帰国した翌朝にダラスで行われるメイク ア ウィッシュ ファンデーションの総会へと向かいました。

飯塚 保(いいづか たもつ)さん
メイク ア ウィッシュ ファンデーション グアム理事。
理事をする傍ら、4つの飲食店を経営する飯塚さん。今回、グアム在住日本人としてジョバイナさんを支え、晃誠くんに同行。ドルフィンウォッチングの際には、彼と同じ目の高さで、同行した地元高校生の通訳をしたり、移動中には自ら晃誠くんの車椅子を押す姿に、「晃誠くんのグアムの父」という声もあったほど。
そんな飯塚さんが、メイク ア ウィッシュ ファンデーション グアムの理事である事を知っているグアム在住日本人は少ないです。基本的に表立つのは避けているという謙虚な姿勢には頭が下がります。
「人を喜ばすことが大好きだからか、こういう事もしています。」
と、照れくさそうに語ってくれました。
「恋人岬での白い鳩。たくさんのイルカたち。そして、晃誠くんを暖かく見守ってくれた全ての人々の優しさがひとつになって、凄いパワーになったんだと思います。こういうボランティア活動をしているのは、ただ子供たちの笑顔が見たいだけなんです。」
そう語る飯塚さんの微笑みに現代社会で、失われつつある情の深さと純粋な心を見ました。

home