アメリカの代表的な軽食といえば、シシリアルやチップス。
健康志向が強まるアメリカの軽食食品業界で、売上げの鍵を握るのが「いかに低カロリーであることをアピールするか」。低カロリーの軽食に「100 calories 表示」が起用された途端、1年間に2億ドルの売上を記録したという報告もあるほどです。
日本でも有名なケロッグ(Kellogg’s)社は、大きい赤の「K」のロゴを起用したスペシャルKで低カロリーをアピール。バランスの取れた美味しい食事を食べながら、適度な運動と快適な睡眠を2週間続けて、イキイキとハッピーな毎日を実践するという、「スペシャルKシェイプアップコントロール」を推奨しています。
ブルーベリー、ハニーナッツ、ピーチ&ベリー、バニラクリスプ、ストロベリーの5種類がKマートにて販売中。
100kcalの数字に、そろそろ慣れてきた消費者に向けて、さらなるカロリー削減競争が各メーカーの間で展開しそうですよね?!
ちなみに、教義で誠実さを重んじるクエーカーおじさんのロゴでお馴染みのクエーカーオーツカンパニー(Quaker Oats Company)は、すでに11種類を超える90kcal食品を発売済み。
これ以上カロリーを低くすると、満足できないために食べ過ぎる可能性があり、ブランドにマイナスイメージがついてしまうという理由から、今後は90kcal以下の商品開発はしないそうです。
Kマート
問い合わせ先(英語): 649-9878