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September 15, 2024

特集:

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グアムビジターズバイブルへようこそ

ガダオケーブの古代壁画が見られる新ツアー登場

4月1日から新期を迎えたグアムでは、新しいツアーが続々と登場しています。
今回ご紹介するのは、熱帯の自然や歴史的な景観が楽しめる「エコアドベンチャージャングルハイキング」。
100412-turtle-eco-advtr.jpgこのツアーは、眼下に広がるグアムの絶景と360度のパノラマを楽しめる「チャンネル10」、自然の岩が織り成す興味深い造形美と美しい海の眺望を楽しめる「キーホール」、ジャングルの奥にひっそりと佇む秘境スポットの「フォンテダム」、古代文化の息吹を感じる壁画を実際に見学できる「ガダオケーブ」と、グアムの緑豊かな熱帯の大自然に出会うツアーです。
奇数日コースは、チャンネル10→ガダオケーブ→キーホール→ジェフズパイレーツコーブ(ランチ)。偶数日コースは、フォンテダム→チャネル10→ガダオケーブ→ジェフズパイレーツコーブ(ランチ)と、参加日によってコースが異なるユニークさも魅力です。
そして、こちらのツアーの目玉は、なんといっても「ガダオケーブの壁画」! 洞窟の凹凸を利用して描かれたこの壁画は、約3,000年前に描かれたと推測されています。
このガダオケーブの「ガダオ」は、イナラハン村のガダオ酋長に由来したものです。
ガダオ酋長は、海釣りの際、巨大なサメを槍で退治した功績や、グアム島全土の大酋長に承認するために、「泳いでグアム島を50周する」、「素手でココナッツの実を一度で叩き落とす」、「グアム島で一番高い山を平らにならす」という3つの難関を、たった7日間で成し遂げたという伝説が残る酋長。
そして、驚異的な力を持ちながら、酋長として特別に扱われるのを嫌い、村民らと同じように生活した心優しい酋長であったと、語り継がれています。
このような壁画は、居住空間や神聖な空間に描かれることが多く、イナラハン村に居住していた古代チャモロ民族が、ガダオケーブをどのような目的で使ったのかを知るうえで非常に重要であると共に、現在発見されているグアム最古の壁画(!?!)とも言われており、必見の価値アリです。
エコアドベンチャージャングルハイキングの料金は、大人$60、子供(5〜11才)$35。所要時間は、約5時間。
ハイキングコースには岩場やジャングルもあり、綺麗に整備されたコースを快適に歩く日本のハイキングに比べると、グアムの強い陽射しや熱帯植物が生い茂る森林などが加わるので、歩きやすい運動靴や長ズボン着用のうえ、帽子やタオルを持参するなど準備万全で参加しましょう。
さらに、編集部が入手した情報では、キーホールにも壁画があるそうなのです(!驚!)。ガダオケーブの壁画より規模は小さいようですが、同年代に描かれたと推測されているそうです。
約3,000年前というと縄文時代。
同年代の日本にある洞窟壁画を調べてみると、北海道の小樽郊外にあるフゴッペ洞窟内で、約2,500年前の続縄文時代の壁画が、1950年に発見されたとありました。
現在は風化を防ぐために、カプセルに入って町の施設として大切に保存されているそうですが、ガダオケーブの壁画は、今もそのままの状態をキープしているので、実際に触れられるのがかなりスゴいです。
ガダオの壁画を見ながら、古代チャモロの時代へタイムスリップしてみませんか?
エコアドベンチャージャングルハイキング

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