グアムで 皆既月食を観察しよう
空が澄んで名月を鑑賞する機会の多い秋。十五夜は、中秋の名月と呼ばれとても有名ですよね?! そして、日本では古来より、旧暦九月十三日の十三夜もまた美しい月であると重んじていました。
中国で行われていた行事が日本に伝来した十五夜に対して、この十三夜の月見は日本独特の風習のようで、宇多法皇が十三夜の月を愛で「無双」と賞したことが始まりとも、醍醐天皇の時代に開かれた観月の宴が風習化したものとも言われ、栗や豆を、神棚などにお供えすることから「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれています。
今年の十三夜は今日、10月6日。とはいえ、台風19号の影響で見れるかどうかはとても微妙ですが、今週水曜日10月8日には、太陽と地球と月が一直線に並ぶため、地球の影の中に月が完全に入り込む「皆既月食」が起こります。
地理的な条件が良い日本は、ほぼ全国で、部分食の始まりから終わりまでを観察することができ、国立天文台では、それぞれの月食ごとに変化する、皆既食中の月の見え方や色などを観察して報告する「皆既月食を観察しよう 2014」キャンペーンが実施され、参加者には、パソコンやスマートフォンなどの壁紙画像のプレゼントもあります。そして、サイトには、皆既食中の月の色についての詳しい解説なども掲載されています。
また、アストロアーツの特集サイトでも、観望会やインターネット中継の情報リンクもあり、「いつどこに見える?」、「月食のしくみ」「月食写真館」などなど参考になる情報が網羅されています。
Eclipse Calculator(月食計算)サイトによれば、グアムも現地時間18:17から23:32に渡って月が刻々と欠けていき復円するタイムスケジュールや、どのように見えるかのシミュレーションCG動画ページもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
名月を愛でる秋、グアムで赤い満月を見てみませんか?
Eclipse Calculator – Eclipses in Hagatna, Guam