海岸で拾ったゴミ トップ10 (国際海岸クリーンアップ 2016)
1985年、海洋生物に関する環境教育を目的に設立された非営利自然保護団体『Ocean Conservancy』は、米国EPA(Environmental Protection Agency)より海洋ゴミに関する調査を委託されました。
世界共通のデータカードを使用して水辺や水中に漂着散乱するゴミを回収しながら、品目別個数を調査し、その結果から改善策を考え提言していこうと実施されているのが「国際海岸クリーンアップ(International Coastal Cleanup)」です。
昨年、この活動に参加したボランティアは791,336名、収集ゴミの総重量は約18,062,911lb(約8,193トン/8,193,198.61kg)。
また、回収されたゴミの集計は下記のとおり。
1位 タバコの吸い殻
2位 ペットボトル
3位 食品の包装・容器
4位 プラスチック製ボトルキャップ
5位 ストロー
6位 ポリエチレン製ゴミ袋
7位 飲料ガラス瓶
8位 ポリエチレン製買物袋
9位 金属製ボトルキャップ
10位 プスチック製保存容器の蓋
ぐるっと海に囲まれているグアムは、格段に海に関わる機会が多いため、参加者もとても多く昨年のクリーンアップには4,134名のボランティアが参加し、収集ゴミの総重量は約21,167lb(約9,601kg)。今年は今週末9月17日07:00から行われます。
対象ビーチは、アガット、アサン、マンギラオ(マーボケーブ)、イーグルスフィールド(GICC付近)、アデループ、メリッソ、タンギッソンビーチなど20箇所が予定されています。プレジャーアイランドのコメットグアム内にあるアンダーウォーターワールドとシーグリルは、今年もタンギッソンビーチのサイトリーダーとして、この活動をサポートしています。
いまや社会全体の問題と言われる海洋汚染。日頃から心がけるだけで世界中で毎年秋、同時期に実施するクリーンアップキャンペーンの数字が徐々に下がるはずです。
余談になりますが、昨年、日本でのクリーンアップには8,011名のボランティアが参加し、収集ゴミの総重量は約53,547lb(約24t/24,289kg)。多くの人が「海洋ゴミ」というとビーチ客が残していったものと思いがちですが、実は日本の海岸ゴミの約7割は河川から流れて来たものなのだそうです。
そして、その海洋ゴミは、風や潮流により世界の各海岸に辿り着きます。
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