2012年の初頭を飾る『しぶんぎ座流星群』
8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」。今年は1月4日17:00(グアム時間)頃に、極大を迎えます。
放射点は、東北の空のうしかい座とりゅう座の境界付近。深夜頃から東北の空に現れて本格的に出現するのは早朝4:00以降。極大日の夜の月齢は約11と明るい月が早朝04:00頃まで西に出ているので、3日深夜から空が白み始める4日にかけてが、より観測に適した好条件と言えそうです。
グアムのホテルは島の西側のタモン地区、タムニング地区に集中しており、ほとんどの客室は海側を向いていますが、流星は放射点から流れるため、放射点から遠い流星ほど長く見えるのです。東を中心に空を広く見渡す感じで見てみましょう。
しぶんぎ座流星群の流星の出現数は1時間あたり20〜50個程度と言われていますが、その年によって出現数が異なるため予想するのが難しく観測してみないとわからない流星群。
2012年が明るい年となるよう、明るい流星の出現を期待したいですね。