グアムで中秋の名月を眺めよう
あっという間に9月も半ば、そろそろ秋の気配を感じる季節になりましたね?!
秋と言えば、お月見。
なぜ、秋がお月見なのかというと、それは、月の高さと天気だと云われています。
太陽の天球上の通り道は、夏は高く冬は低く、月の通り道も太陽とほぼ同じです。しかし、満月は地球から見て太陽の反対側にあるため、夏は低く冬は高いということになります。そこで、ちょうど眺めるのに適した高さの満月は、春か秋となり、天気の良い秋のほうが月を見るのに良い季節とされ、7月〜9月のちょうど真ん中の日である8月15日(旧暦)の月を「中秋の名月」と呼び、供え物などをして月を愛でる習慣が、9世紀末頃から始まったのだそうです。
ただし、暦の関係で、8月15日(旧暦)の中秋の名月は、必ずしも満月になるとは限りません。
というのも「ちょうど新月」から「ちょうど新月」までは、約29.5日。「ちょうど新月」から「ちょうど満月」までは、その半分の平均約14.8日ということになるうえに、月の軌道が楕円であるなどの理由から「新月から満月」と「満月から新月」までの時間の長さは微妙に違うため、「新月から満月」までの時間が長いと、満月が「十七日」ということもありえます。
今年は、9月19日(木)が「中秋の名月」。そして、一昨年、昨年に続いて中秋の名月が満月です(今年以降の中秋の名月当夜の満月は、2021年まで見られません)。
日々忙しく過ごしていると、ゆっくりと月を眺めるゆとりは意外に少ないもの。のんびりグアムへ旅行予定の方は、この機会にぜひ、グアムで月を見上げてみてはいかがでしょうか?
アストロアーツでは「月を見よう」という特集ページを設け、月に関する基礎知識や踊る月のうさぎ、月にまつわる最近の話題などを紹介しています。
興味のある方は、ぜひ閲覧してみてください。