日本公開未定! 日本を舞台にしたアニメ映画『KUBO AND THE TWO STRINGS』
海外から見た日本を題材にした映画は数々ありますよね?
今夏、上映されたLAIKA(ライカ)製作の最新作『KUBO AND THE TWO STRINGS』は、3DストップモーションアニメーションとCGを組み合わせて、日本を美しく幻想的な絵巻風に描いた作品。
LAIKAといえば、映画「コララインとボタンの魔女」で20万7000パターンという表情を製作したことで注目されましたが、今回は、ナ、ナント、4500万パターン! これだけの数を可能にしたのは3Dプリンター。メイキング動画を観た際に、常軌を逸していると感じていただけに、実際に完成作品を観てみるとただ、ただ、匠の技に感動。
ストーリーは、女性が大荒れの海を小舟でさまようシーンで何かに襲われ難破して砂浜に漂流する場面から始まります。
漂流した女性が背負っていた袋に入っていたのは息子のクボ。クボは、三味線で折り紙を自在に操る能力で母から聴いた昔話を語る吟遊詩人としてお金を稼ぎながら、記憶喪失の母を献身的に支えてきました。
夜には必ず帰らないとムーンキングにさらわれるという母の言いつけに背いたある日、突然、母の妹だという魔物に襲われます。母から聞いた侍だった父親の死やクボの出生の謎、そして、昔話に登場する刀、鎧、兜を探す冒険に出るクボ。
クボの冒険には、母がいつもクボを勇気づけながら遊んでくれた木彫りの猿が魂を得て付き添い、さらに、父親の家臣だったというカブトムシが供に加わり、みな、力を合わせて、刀、鎧、兜を手に入れていきます。ラストシーンでは、遂にムーンキングと一騎打ち、、、(日本上映未定ということで、ネタばれギリギリのストーリー)
映画「ドラキュラzero」で君主ヴラドツェペシュの息子を演じたアート パーキンソンがクボ、「モンスター」でアカデミー主演女優賞を受賞したシャーリーズ セロンが猿、「ダラス バイヤーズクラブ」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマシュー マコノヒーがカブトムシと、有名どころが声優キャスト陣。
映画のBGMに流れる三味線アレンジの『ホワイル マイ ギター ジェントリー ウィープス』も、これまで聞き慣れた軽快なイメージを逸脱しています。
グアムでは8月19日から上映されているので、間もなく上映終了と思われます。興味のある方は、ぜひご覧ください。
マイクロネシアモール映画館
上映時間: 14:25/18:45
グアムプレミアアウトレット映画館
上映時間: 13:25/15:50(3D)/18:20/20:45
KUBO AND THE TWO STRINGS – Official Trailer [HD] – In Theaters August 2016
Regina Spektor – “While My Guitar Gently Weeps” – Official Video (From Kubo And The Two Strings)
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